結論
Androidのタスクkill系のアプリがお亡くなりになりそうです
背景
Android 14 DP2出ました。DP1から以下の項目が増えています。
Apps can kill only their own background processes
killBackgroundProcesses()
というバックグラウンドプロセスをkillするというそのままのメソッドがあるのですが、API14からは自身のアプリのものしかkillできなくなります。
いわゆるタスクkill系のアプリで使われているAPIかと思われます。
実験
実際にいくつかのタスクkill系のアプリをインストールして実行してみました。
バックグラウンドプロセスkillしていると思われる操作時、ログに出ていました。
Android 13では同様の操作時に出ていません。
おまけ
ちなみにタスクkill系のアプリでは、あえてメモリ割り当てを繰り返してメモリ枯渇状態を作り出し、他のプロセスをシステムにkillさせる(その上でおそらく自身が割当したメモリを開放する) ことでメモリを開放するというアプリが存在するようです。
たしかにこのやりかたならばAndroid 14でも動作するようです。が。。。
ドキュメントの注意書きにもある通り、これ系のアプリはシステム的にできないことを標榜している、ユーザーを偽っているということでストアから削除される流れなのでしょう・・・