為さねば成らぬ

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習慣化に必要なこと: 頭を使わなくする

しばらく習慣化というものについて色々考えてきて、 頭を使わない ことが重要ではないかと思っている。 つまり毎日やることを予め決めておき、決まったタイミングでただやるだけにしておく。

頭を使ったり考えたりすることはコストが高い。まず 考えなければ というだけで億劫になりその行動を無意識に避けようとすることがある。これが めんどくさ とやらなくなってしまう原因だ。 また一日で人間ができる判断の量には制限があり、そのリソースを使い切ってしまうと休んで回復するまで判断ができなくなるという話がある。いざ習慣を行う際に判断が必要となると、そのときのHP次第では習慣達成まで至らなくなってしまう。

また頭を使う必要があるということは習慣達成までの不確定要素が多く、見積もりが行いにくいということである。達成完了までの時間が見えないので 時間なさそう・・・今はやめとこ となってしまいがちだ。 漫然と 〇〇について考える ブログを1本書く のような習慣が続かないのはこれも原因であると思う。

具体的に修正すべき習慣の例を考えてみる。

運動する

やることが曖昧すぎる例。毎日何をどのくらいやるかを考える必要がある。そこであらかじめなにをやるか決めておく。

運動する -> 10分歩く

10分歩くにしても実際に歩く際にはどこを回るか考える必要が出てくる。この際あらかじめ決めておかないと、本当に家の近くを歩いて5分程度で戻ってきてしまう可能性がある。 徒歩で往復10分はかかる公園を目標にして、 どこまで行ってくるかを決定する。

10分歩く -> 公園まで行って返ってくる

やろうと思っても、タイミングによってはできないことがある。例えば仕事まであと20分のタイミングでは、やる時間があるといっても ちょっと忙しいしいいか となってしまう。 余裕がある時間に行えるように、いつやるかを決めておく。

公園まで行って返ってくる -> 朝起きたら公園まで行って返ってくる

イレギュラーの場合を考慮する。例えば雨が降っていたら散歩に行きたくなるだろう。 プランBを用意しておき、どんな状況でも習慣を行えるようにする。

朝起きたら公園まで行って返ってくる -> 朝起きたら公園まで行って返ってくる 。雨が降っていたら家でFitBoxingを10分やる。

ここまでやれたら習慣にできそうである。

例えば朝起きた直後は頭が働いておらず、 この習慣をやる という判断さえできないこともある。 前日の夜の段階でランニングシューズと運動着を起きて一番に目につく場所に置いておくのもよいだろう。 夜寝る前にリビングにシューズと運動着を置く というのを習慣にしておくのもよい。