ほめる技術
買った動機
社会人歴も長く、自分の技術だけを見てもいられなくなってきた感。 先日も評価というほどではないが同僚の最近の仕事を言語化して引き出すようなことをやっていて、全然うまくできなかったこともあり、 どういうところにほめるポイントを見いだせるのかを知りたかった。
今後行動しやすいようにまとめる。
4つのタイプ
人は4つのタイプに分けられる
- コントローラー
- 行動的で、自分が思った通りに物事を進めることを好む
- こちらの話が少しでも長くなると、多少のいらつきが顔に現れ、先を急がせようとする
- プロモーター
- 自分のオリジナルなアイデアを大切にし、人と人気あることをすることを好む
- よく話す。話の展開が早い。
- サポーター
- 人を援助することを好み、協力関係を大事にするタイプ
- いわゆるいい人。話を傾聴してくれ、質問に対し正しい回答を返そうとする
- アナライザー
- 行動の前に多くの情報を集め、計画を立てるタイプ
- 話をするときは慎重に言葉を選ぶ
そしてタイプ別に効果的なアクノレッジメントがある。
- コントローラー
- プロモーター
- とにかくお世辞でもいいから褒めまくる
- サポーター
- 自分のした仕事に対して無意識に相手に代償を求める
- 仕事を振ったらどんな小さいことでもアクノレッジする
- アナライザー
- 具体的にどの部分が良かったのかを明示する
相手にあったコミュニケーション
- 若い人
- 単に命令するだけでなく理由も伝える
- 新しい部下
- その人への期待と不安を正直に伝える
- 年上の部下
- なるべく「相談」する
- 上司
- 報連相と賞賛
メモ
以下メモしたポイント。
Youのスタンスから〜つまり、あなたの行為、存在はこのように素晴らしいと相手に伝えることです。 〜 Iで承認するというのは、相手位の行為、あるいは存在そのものが、自分に対してどのような影響を与えているのかを言葉にして伝えることを指します。
これは自分にとっては結構楽になる。 自分は適当なことは言いたく無い(本書でのアナライザータイプ)だから、Youのスタンスで褒めるとしても相手をちゃんと知らなければいけないとなかなか伝えられない。 Iで承認するのであれば、自分の本当の心からの言葉なので紡ぎだしやすい。 出てこない場合は…そもそもそういう人は褒める場面ではなさそう。
一方的なアドバイスにはアクノレッジメントがありません 〜 教えたい、自分にはそれだけの知識があることを誇示したいという、アドバイスする側のニーズを満たしているに過ぎないことが多いのです。
知識の顕示欲はめっちゃある。 僕はこう思うけれども、君はどう思う?と問いかける。
向こうが投げたボールに対して、そのボールをすぐに返す、というのは相手に対するアクノレッジメントとなります。
返信めっちゃ遅い癖どうにか直したい。。。
だからこそ頻繁に伝えましょう。「今こうしているね」と。
相手を穴があくほど観察して、みたまま聞いたまま伝えてあげるだけ。
意見を求めるというのは、その相手に対する大きなアクノレッジメントです。
インターン生がきた時とか。もっと聞いてみてもよい。
そこにはゲストを大切にしようというウィルがあります。 だからこそ毎回の挨拶がアクノレッジメントになるのです。
挨拶一つ取っても、自分から行う(=ウィル)ものなのか、ひとからやらされるものなのか。
人心掌握に長けた人はこの別れ際の一言がものすごく上手いのです。
すきあらば人のアクノレッジメントをしようと思って行きている人と、いつ自分はアクノレッジメントされるんだろうとずっと待ってる人と
自分は後者。基本沈黙を選びがちで、アクノレッジするのもされるのも無いことを前提をしている。 それでもされるとやはり嬉しいので、後者を選んでいるということだろう。